脂質異常症の基礎知識
脂質異常症(第1章)

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動脈硬化と心筋梗塞たちが隠れている、脂質異常症の怖さ

脂質異常症 (1章-1) 「脂質異常症」はどんな病気?

血液中の脂肪が多くなったり少なくなったりする状態で起こりうるのが脂質異常症です。
では具体的にどんな病気で、体にどんな異変が起こるのでしょう。
ここでは脂質異常症の基本について説明します。

脂質とは?

 脂質というと肥満のイメージが強く、体に悪影響をおよぼす不要なものと捉えられがちです。しかし脂質は細胞膜やホルモンの材料になるなど、体を構成するために欠かすことができない栄養素の1つです。また、体を動かすエネルギー源にも使われます。炭水化物やタンパク質もエネルギー源になりますが、1gあたりで比較すると脂質は2倍以上ものエネルギーを生み出すことができるのです。さらに体温を保つ、皮膚を保護するなどのさまざまな役割を果たしています。

脂質異常症とは?

 脂質は多すぎると動脈硬化や肥満につながるなどの悪影響をおよぼします。一方で少なすぎた状態では、前述したような役割を十分に果たすことができません。脂質にはいくつか種類がありますが、その中でもLDLコレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)が多くなりすぎた状態、あるいはHDLコレステロールが少なすぎる状態を「脂質異常症」と呼んでいます。

脂質が多すぎると動脈硬化の原因に

血液中に溶けているコレステロールや中性脂肪が多くなると、心筋梗塞や脳卒中といった動脈硬化性疾患を引き起こすリスクが高まる。

高脂血症の種類

 脂質異常症は、その原因によって「原発性高脂血症」と「続発性(二次性)高脂血症」の2つに分けることができます。
「原発性高脂血症」は、遺伝(体質)によって発症する脂質異常症の総称で、生活習慣とはほぼ関係なく起こります。原発性高脂血症の中にはいくつかの種類があり、中でも「家族性高コレステロール血症」は典型的な原発性高脂血症の1つです。血液中のLDLコレステロールを体内に引き込むLDL受容体が生まれつき少ないために発症します。ほかにもコレステロールと中性脂肪の値が高くなる「家族性III型高脂血症」などがあります。
 一方、「続発性高脂血症」は、病気や薬が原因で起こる脂質異常症です。原因となる病気には、甲状腺機能低下症や肝臓病、腎臓病、糖尿病、肥満、アルコールなどがあり、原因となる薬には、ステロイドホルモン剤や利尿薬、避妊薬などがあります。その病気を治療したり、薬を変更したり止めたりすることで、脂質異常症の改善が期待できます。

脂質の種類による分類

 また脂質異常症は、異常値を示す脂質の種類によって「高LDLコレステロール血症」、「低HDLコレステロール血症」、「高中性脂肪(トリグリセリド)血症」に分けることができます。
 血液中にはコレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類が存在します。コレステロールは「LDL」と「HDL」という粒子に含まれ、さらにLDLコレステロールとHDLコレステロールに分けられます。
 これらの脂質の中でもLDLコレステロールは、血液中でコレステロールを肝臓から末梢(まっしょう)組織に運びます。増えすぎると血管の壁に入り込んで動脈硬化を引き起こすため、「悪玉のLDLコレステロール」と呼ばれています。
 一方、HDLコレステロールが減る脂質異常症を「低HDLコレステロール血症」と呼びます。HDLコレステロールは、血管壁の余分なコレステロールを肝臓へ戻し、動脈硬化の進行を抑えます。HDLコレステロールが少ない場合、動脈硬化を進行させてしまう恐れがあります。
 「高中性脂肪血症」は、中性脂肪が増えるタイプの脂質異常症です。中性脂肪が増えすぎると肥満や脂肪肝を招くだけでなく、動脈硬化や急性膵炎(すいえん)のリスクを高めます。
 脂質異常症は遺伝的な素因がかかわっていたり、他の病気や薬が原因で発症したりする場合があります。しかしこうしたケースは少なく、脂肪の取りすぎや運動不足などの生活習慣にかかわるものが大半を占めます。近年は食生活の欧米化など生活習慣の変化によって脂質異常症になる人や、発症一歩手前の予備群が増えています。年齢を問わず、若い頃から発症するケースも目立ちます。

脂質異常症 (1章-2) 脂質異常症で見られる症状は?

脂質異常症になると、体にどのような症状が現れるのでしょうか。
ここでは症状に加えて、血液検査による診断方法も含めて解説します。

目立った初期症状がないまま進行

 脂質異常症の初期は、目に見える変化や苦痛、体調不良といった自覚症状がほとんどありません。だるさや疲れやすさを感じる場合もありますが、よくある症状だけに脂質異常症と結びつけるのは困難です。多くは脂質異常症と気がつかないまま動脈硬化(粥状動脈硬化)の症状が進行します。
 ただし、脂質異常症の中でも家族性高コレステロール血症と呼ぶタイプは、肘や膝、アキレス腱の中に黄色腫と呼ばれる特徴的なコレステロールの塊が見られることがあります。黒目の縁に「角膜輪」という白い輪ができることもあります。

血液検査で診断が可能

 「早期発見につながる唯一の機会」といえるのが、健康診断です。空腹のときに採血した血中のLDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪の数値が異常値を示している場合は、脂質異常症と診断されます。

血液検査による病気の診断基準

 これら脂質は脂質異常症のスクリーニング基準で、ほかの病気(危険因子)があるかどうかなどを考え合わせて、治療方針が決められます。
なお血液検査では、これら以外にも、「総コレステロール値」のような脂質に関連する項目を測定することがあります。総コレステロール値はすべてのリポ蛋白に含まれるコレステロールをまとめて測定した数値です。総コレステロール値は動脈硬化との関連が最も確かめられており、non-HDLコレステロールの値も含めて測定は必須です。総コレステロール値は220mg/dL以上の場合に高脂血症と診断されています。しかし、HDLコレステロール値が高い症例では、総コレステロール値よりLDLコレステロール値の方がより動脈硬化との関係が深いことが明らかになっています。そのため現在は、脂質異常症の診断基準に総コレステロール値を用いることはなくなりました。
 また、「non-HDLコレステロール値」は、総コレステロール値からHDLコレステロール値を引いた値です。LDLコレステロール値には「中性脂肪値が高い場合は測定値の信頼性が低い」という問題があったため、これを解消するためにLDLコレステロール値とともにnon-HDLコレステロール値が新たに診断に使われるようになりました。non-HDLコレステロール値は、LDLコレステロールよりもやや高い値になります。

脂質異常症と診断されたら症状がなくても治療を

 血液検査で脂質異常症であることが判明しても、何も症状がないからと放っておけば、血管壁中にコレステロールが入り込み、プラーク(粥腫)ができて血管が狭くなっていきます。こうした病態を粥状動脈硬化(動脈硬化)と呼び、進行すれば、やがて心筋梗塞や脳梗塞などの深刻な合併症を引き起こしかねません。

脂質異常症を放っておくと粥状動脈硬化を引き起こす

 コレステロールが血管壁に入り込むと「プラーク(粥腫)」や血栓などによって血管内が狭くなる。こうした病態が粥状動脈硬化(動脈硬化)である。

 動脈硬化には、さまざまな病気や生活習慣などが関係していますが、脂質異常症は動脈硬化と最も関係の深い病気の1つです。
 血液中の脂質を常に適正な値に調節していくことは、動脈硬化の進行を防げるだけでなく、さらにその先にある心筋梗塞や脳卒中などの合併症を防ぐことにもつながります。
 脂質異常症と診断された場合、症状を感じているかどうかにかかわらず、医師の指示に従ってしっかり治療に取り組むことが大切です。

脂質異常症 (1章-3) 脂質異常症とコレステロールの関係

脂質異常症は、LDLコレステロール値が高いか、もしくはHDLコレステロール値が
低いかといった、血清脂質値におけるコレステロール値に異常な状態が起きる病気です。
コレステロール値と密接に関係していることから、脂質異常症を患ったら、
まずはコレステロールの値を正確に把握することが重要となります。

そもそもコレステロールとは?

 コレステロールは脂質の一種です。脂質には、コレステロールのほかに中性脂肪(トリグリセリド)、脂肪酸(リノール酸、EPAなど)、リン脂質(レシチンなど)の4種類があります。
 コレステロールは、全身の細胞膜の成分としての働き、男性ホルモン・女性ホルモン・ステロイドホルモンなどのホルモンやビタミンDの原料となる働きがあります。また、胆汁酸の原料となって、食事の脂質やビタミンの吸収を手助けします。エネルギー源としての働きはありませんが、細胞の働きを調整したり、栄養素の吸収などを助けたりする働きを担っています。
 コレステロールは主に肝臓で作られ、体内で作られたコレステロールの約70〜80%を「内因性コレステロール」と呼びます。残りの20〜30%を「外因性コレステロール」と呼び、食事として摂取したコレステロールが小腸で吸収されることを指します。日本人の平均摂取量は1日におよそ300mgで、年齢や性別によって200mg〜400mg程度になります。「外因性コレステロール」は、すべてが吸収されることはなく、吸収率は20%〜80%(平均50%程度)と個人差があります。

コレステロールは「内因性」と「外因性」に分かれる

体内で作られるコレステロールを「内因性」、食事を介して摂取したものを「外因性」と呼ぶ。食事から摂取するコレステロールは必ずしも多くない。  体で使われなくなったコレステロールは、肝臓から胆汁中にそのまま、または代謝を受けて胆汁酸として排出されます。胆汁酸は食事中の脂肪の吸収を助け、再び肝臓に吸収されます。吸収されないコレステロールは便として排せつされます。

LDLコレステロールとHDLコレステロール

 コレステロールには、LDL粒子に含まれるLDLコレステロール(低比重リポタンパク質)と、HDL粒子に含まれるHDLコレステロール(高比重リポタンパク質)もあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

・LDLコレステロール
 LDLコレステロールは肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ働きをしています。コレステロールは、アポタンパク質とリン脂質で作られたリポタンパク質という粒子に入り、血液中に流れていきます。このリポタンパク質の1つがLDL(低比重リポタンパク質)です。 しかし、増えすぎると血管壁にたまり、活性酸素の影響で酸化して過酸化脂質となります。その蓄積によって血管が細くなり、血栓ができやすくなり、動脈硬化を進行させます。気づかぬうちに心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしかねません。 LDLコレステロールの脂質管理目標となるのは140mg/dL未満です。140mg/dL以上になると、「高LDLコレステロール血症」といい、脂質異常症と診断されます。日本循環器学会の「虚血性心疾患の一次予防ガイドライン(2012年改訂版)」によると、140mg/dL以上の人は80mg/dL未満の人に比べて心筋梗塞や狭心症になる危険が2.8倍になるといいます。

・HDLコレステロール
 HDLコレステロールは、体内の余分なコレステロールを回収したり、血管にたまったコレステロールを肝臓に戻したりすることで、動脈硬化を抑える働きをします。HDLコレステロールの脂質管理目標となるのは40mg/dL以上で、40mg/dL未満は「低HDLコレステロール血症」で、脂質異常症と診断されます。

中性脂肪

 中性脂肪は身体活動のエネルギー源になります。中性脂肪は食事の脂肪をもとに腸管で作られるほか、肝臓でも合成されます。中性脂肪値が150mg/dL以上になると高中性脂肪血症と診断され、動脈硬化を促進することが明らかになっています。
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脂質異常症 (1章-4) 脂質異常は動脈硬化の進行を招く

初期症状のない脂質異常症は、心筋梗塞や狭心症につながる動脈硬化を誘発させます。
動脈硬化とは、どんな病気なのでしょうか。

40代になったら動脈硬化に注意

 動脈硬化とは、心臓から送り出される血液を全身に運ぶ役割を持つ動脈の血管壁にコレステロールの塊がたまり、プラーク(粥腫)になって血栓ができ、血液が詰まりやすくなる状態をいいます。加齢、コレステロール、肥満、糖尿病、高血圧、喫煙、運動不足などのさまざまな危険因子が重なり発症しやすくなります。特に悪化させるのは、LDLコレステロールの増加と考えられています。40代以降は特に注意したい病気です。

動脈硬化によって血液が詰まりやすい状態に

 血管内にコレステロールなどの塊が蓄積すると、血管内が狭くなって血流が滞りやすくなる。動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中などの発症リスクを高めることから注意が必要な病気である。

複数の種類がある動脈硬化

 動脈硬化はどの動脈に起こるか、また起こり方によって、粥状動脈硬化(※アテローム動脈硬化ともいうが今回は粥状動脈硬化とする)、細動脈硬化、中膜硬化(メンケルベルグ型硬化)に分けられます。

粥状動脈硬化(アテローム動脈硬化)

 大動脈や脳動脈、冠動脈など、太い動脈に起こる動脈硬化です。動脈の内膜下に血液中のコレステロールなどの脂肪からなるドロドロとした粥状物質(プラーク)ができ、アテローム(粥状硬化巣)ができて肥厚することで血管が狭くなるといわれています。血管が詰まって心臓に負担がかかると、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。(※本稿で使用する「動脈硬化」は「アテローム動脈硬化」を示しています)

アテローム硬化ができるまで

 血管の内膜を覆っている血管内皮が傷つくと、白血球の一種であるマクロファージが内膜の血液に含まれるコレステロールを取り込み、アテローム(粥状硬化巣)を作ります。そこでは、傷ついた部分を補修するために血液を凝固させる働きを持つ血小板が作用し、内膜が肥厚します。アテロームが大きくなると表面の膜が薄くなって破れ、そこに血栓ができることもあります。これを繰り返すことで動脈硬化が進行し、血管が狭くなって血流が滞ります。

細動脈硬化

 加齢や高血圧が原因と考えられており、主に脳や腎臓にある細い動脈が硬化して血流が滞る動脈硬化です。進行すると血管が破裂して脳梗塞などを引き起こします。高血圧症が長く続いて引き起こされることが多い動脈硬化です。

中膜硬化(メンケルベルグ型硬化)

 動脈の中膜に石炭質(カルシウム)がたまって硬くなり、骨化します。大動脈や下肢動脈、頚部の動脈に起こりやすい動脈硬化です。

動脈硬化が引き起こす病気

 動脈硬化は心筋梗塞、脳卒中など、起きる部位によって、さまざまな病気を引き起こします。心臓なら心筋梗塞や狭心症、脳なら脳卒中(脳梗塞、脳血栓)、足なら末梢動脈疾患、大動脈解離などといった具合です。それぞれの部位で命にかかわる重大な病気を引き起こします。厚生労働省の「平成23年人口動態統計」によると、日本人の死因として「心疾患」(15.6%)、「脳血管疾患」(9.9%)の割合は高く、2つを合わせると約4人に1人が心筋梗塞や脳卒中で亡くなっていることになります。動脈硬化を引き起こす要素となる脂質異常症を予防するために、コレステロール値を知っておくことが大切です。

脂質異常症 (1章-5) 脂質異常症で注意したいリスクとは?

脂質異常症は自覚症状がほぼ現れない病気です。体の異変に気づきにくいことから放置されやすく、
気づいたときには進行しているケースが多くみられます。自覚症状のない病気ゆえ、
健診による早期発見や病気に関する正しい知識が予防には欠かせません。

サイレント・キラーと呼ばれる理由

 脂質異常症は体の中を流れる血管中に起きる病気であることから、目で見ることができず、自覚症状のないままジワジワと進行します。健康診断で検査値によくない結果が出たとしても、自覚症状がないので放置されることも少なくありません。また生活習慣を改善しても、数値でしか判断できないので、どの程度の効果が出ているのか分からず、気がつかないうちに進行してしまうこともあります。脂質異常症を放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中を引き起こします。
 この病気は初期症状が見られないことから、またの名をサイレント・キラーといいます。知らず知らずのうちに進行して、命にかかわる病気を誘発します。

脂質異常症は怖い病気?

 内閣府における世論調査(2012年2月)では、「脂質異常症についてどのように感じているか」の問いに対し、「少し怖い病気だと思う」が38.9%、「非常に怖い病気だと思う」が37.6%で、「怖い」と感じている人の割合は76.5%を占めています。性別でみると、「怖い病気だと思う」と答えた人の割合は女性の方が高く、年代別で見ると「怖い病気とは思わない」と答えた人は男性の40代で多く、「怖い病気だと思う」と答えた人は女性の30代、60代で多くなっています。
 自覚症状が特になく、死因として直接見かける病名ではないため、怖さをあまり感じない人がいるのかもしれません。しかし、脂質異常症が進むと動脈硬化症が進行し、さらには心筋梗塞や脳梗塞といった怖い病気が待ち構えているのです。

生活習慣改善で予防策を

 生活習慣病の一種である脂質異常症に対しては、少しずつ意識の高まりが見られ始めています。内閣府における世論調査(2017年7月)によれば、「生活習慣病について知りたいこと」の問いに対し、「がん、糖尿病、心臓病、脳卒中など生活習慣病に関する詳しい情報」が最も多い37.2%で、次いで「脂質異常症、高血圧、肥満などを予防する生活習慣に関する情報」が32.8%という結果でした。特に30代、40代の女性の意識の高まりが見られています。

生活習慣病について知りたいこと

 出典:内閣府「生活習慣に関する世論調査」

症状の出る「家族性高コレステロール血症」

 脂質異常症は主に加齢や生活習慣から進行する病気ですが、遺伝(体質)が関係する「家族性高コレステロール血症」もあります。これは血液中のLDLコレステロールが生まれつき異常に増えてしまう病気です。そもそもLDLコレステロールは肝臓の細胞表面にあるLDL受容体というタンパクにより、細胞内に取り込まれて利用され、一部は細胞内に蓄えられます。
 しかし家族性高コレステロール血症は、LDL受容体の遺伝子やこれらを働かせる遺伝子に異常があり、血液内のLDLコレステロールを細胞内に取り込まず、血液の中にたまってしまう病気です。
人の遺伝子は父と母の2つの遺伝子が一組になって構成しますが、LDL受容体やそれらの働きに関わる遺伝子のいずれか一方に異常がある場合を「ヘテロ接合体」と呼びます。両方に異常がある場合を「ホモ接合体」と呼びます。
 ホモ接合体は100万人に1人、日本では120人程度とされてきましたが、この病気に関する新たな遺伝子が見つかり、数は増えていると考えられています。なお、「家族性高コレステロール血症ホモ接合体」においては、10歳までに肘、膝やアキレス腱、皮膚結節などにコレステロールの沈着による黄色腫ができることが多く見られます。